2011/04/20

陰陽師暗殺 | Book No.217-1

文庫判
201104月発売(Book No.217-1)

出版社 / カテゴリー:
集英社文庫 / 18 歴史ミステリー

帯キャッチ:

古都騒然! 五芒星連続殺人
惨劇の幕開けは安倍晴明神社から
著者渾身の歴史ミステリー

あらすじ:
金閣寺北方の総合病院・第7病棟に、キツネ憑きの発作を起こす老女・花井しげが入院してきた。突然キツネに変身する彼女の発作は、陰陽師・安倍晴明の伝説に基づく芝居なのか、それとも本物の心霊現象か。
一方、堀川通をはさんで晴明神社の斜め向かいにある一条戻橋の下で、現代の女・陰陽師こと土御門泰山が殺された! 額には五芒星の形に輝く五本の蠟燭。
さらに殺人の連鎖は止まらない。つぎなる舞台は首都圏へ。そして現場に残された折り紙の飛行機――
いったい誰が、何のために?
そして親友までが事件に巻き込まれた英光大学・古代史研究会の村野杏美は、魔界都市・京都へと引き寄せられる!

ミニ解説:
▽ 『卑弥呼の赤い罠』『飛鳥の怨霊の首』につづく歴史ミステリー第3弾。京都という都市が、じつは1300年も昔、天皇や貴族たちの怨霊に対する恐怖によって成立した事実に焦点を当ててみました。

クレジット:
装丁・松沢順一郎
編集担当・伊藤木綿子