2010/11/01

鳥取砂丘の青い風| Book No.212-1

文庫判・352
201011月発売(Book No.212-1)

出版社 / カテゴリー:
実業之日本社文庫 / 20 レイルロード小説

帯キャッチ:
さわやかで哀しくて面白い! 「レイルロード小説」第一弾 妻に逃げられ、会社はクビ 傷ついた男は各駅停車で旅立った…

あらすじ:
◎美人妻と二人の娘。ちょっとメタボなサラリーマン鳥取五郎は充実した日々を送っていた……つもりだった。

◎だが、夏休みの家族京都旅行で妻の不満が大爆発! おまけに旅から戻るとまさかのリストラ宣告。非情の通告にキレた五郎は会社でひと暴れしたが、その結果はクビ! しかも翌朝起きると、夫に愛想を尽かした妻は、ふたりの娘とともに姿を消していた。

◎激しく落ち込んだ五郎は、どこへ行くというアテもなく、東京発・各駅停車の旅に出た。その旅先で出会ったユニークなキャラの巨乳キャバ嬢と自殺志願の天才中学生。彼らもそれぞれに心の傷を抱えていた…。

◎そして彼らは五郎の各駅停車の旅に合流し、鳥取へ向かうのだった。五郎が決めたその行き先に、なにが待ち受けているのか教えてもらえないまま…。


ミニ解説:
▽ 新シリーズ登場! しかも、ミステリーでもホラーでもサスペンスでもない、ロードムービーというか、鉄道旅の小説です。

▽ それでも作風といいましょうか、ミステリー風味、ホラー風味、サスペンス風味はしっかり入っている仕上がりとなりました。

▽ 鳥取五郎の各駅停車の旅。今回は東海道本線と山陰本線ですが、第2弾はまたまったく違う路線での各駅停車の旅となるでしょう。

クレジット:
編集担当・加古淑